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食事の感覚を呼び覚ます3ステップ



前回「丁寧な食事」でどう食事を摂るのが身体に良いかということに触れましたが、今回は食事の感覚をさらに繊細にしていきましょう。


前回、五感を使って食べることや、その土地のものを食べるなどに触れましたが今回は食事のリズムを作っていきます。


月の星座がどのように影響を与えているかご存知ですか? 食べたいものを我慢したダイエットや食事制限をした結果、食欲がなくなることは健康的ではありません。 何を身体が欲しているか耳を傾けるようにしていきましょう。



ステップ1:月の満ち欠けに合わせる


その食事が身体に良いかどうか、太るかどうかは月の満ち欠けに関係していると言われています。


満ちていくときは、欠けていくときよりも太りやすいです。


子供の頃の感覚は自然に近く、子供を見ていると食べ物のサイクルを感じることがありませんか?(お菓子や食事以外の物は除きます) 大人のように、これを食べなきゃという思い込みなどがなく、やたら同じものを欲していたりしますが、子供たちは何日かかけて(大体1〜2日)必要なエネルギーを吸収していきます。 その子にとって今必要なエネルギーであり、1日で必要なエネルギーを1回の食事でカバーする必要がないのです。


そしてよく噛むことが重要なのは、医学的に言えば小さく砕かれた方が消化しやすいということですが、アーユルヴェーダの観点から言うと消化器官に今噛んでいる物の情報を送る為です。


人間、本来は自分が今必要としている栄養を処理する能力が備わっているはずです。 鈍っているな…と感じた方は今欲している食事を都度リスト化してみましょう。



ステップ2:影響を及ぼすもの


月が牡羊座・獅子座・射手座にあるときは、感覚器官とタンパク質に影響を及ぼします。


月が牡牛座・乙女座・山羊座にあるときは、血液循環が良いので塩分に影響があります。


月が双子座・天秤座・水瓶座にあるときは、腺と脂肪が関係あります。


月が蟹座・蠍座・魚座は神経と炭水化物に影響があります。


影響があるというのは、その食材と身体の能力に対する月の影響です。 栄養素の反応は人によって様々なので、ぜひ自分の好きな食べ物から始めてみても良いので、記録してみることをおすすめします。 同じ食材でもこの日は美味しく感じた、この日がイマイチだった…という記録をつけ、月のサイクルと照らし合わせてみると何に反応しているかが見えてきたりします。


同じ油でも、脂っこく感じたり、胃がもたれたりしたら、それが例えば牡牛座・乙女座・山羊座であるならば、血液循環が関係しているので食生活を見直す必要があるかもしれませんね。


特にアレルギー体質の方はリスト化できると良いかもしれません。 食材がいつも同じ影響を与えているわけではないので、もしかしたら組み合わせ的に自分に合わないものを摂取していたりするかもしれません。



ステップ3:健康的なものを食卓に並べる


この流れを踏まえると、前回のその土地のものを食べるという意味がわかってくるのではないでしょうか。


畑などは、毎年、土や気候、手入れ方法など同じ条件でも出来にばらつきがあります。化学肥料や農薬なしで育てる場合、適切な時期を選ぶ必要があり、それがこの月の満ち欠けや星座がいる位置が関係しています。 昔はこれらの時期に合わせて、栽培をおこなっています。が、今はどうなんでしょうね…年中いろんな物が食べられるのはありがたい環境ですが、購入する時に気をつけたいポイントではあります。


そして、自分の土地に合った物を食べるということはそこに住む人たちに大気汚染やバクテリアなどの害を与える物を克服する力を持っている為、食べた我々も抵抗力がつきます。


遠くから輸入したものなどは、今の我々とは違う条件で育てられていたりします。あまりたくさん摂ると身体が弱ったりするので要注意です。



最後に


繊細な身体の感覚を呼び覚ますための方法を3ステップで紹介しましたが、皆さんはいかがでしょうか。 最近は食事の添加物の味に反応する方など、しっかりと身体の反応に従えている方もいらっしゃいますが、意識していなければ、添加物、保存料入ってる物がたくさんあります。リスト化するのも難しくないので、知っておいて損はないと思います。 自分がどんな体質か調べてみましょう。


食事は大事なエネルギー源です。ぜひ自分の身体に耳を傾けてください。


 

SHIGYO KAORI

KAORI YOGA主宰

2021年よりスタジオオープンし、オンラインレッスン、YouTubeの動画配信など、場所や年齢関係なくどこでも気軽にヨガができるように活動中。


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