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月と病気の関係

古代エジプトやギリシャ、ローマなどの建物は 天体の観測とその軌道の計算から建築されています。


月をはじめ、 太陽や星は天体時計の指針と文字盤の役目を果たしています。


一定の時に種を蒔くと、農作物はより早く育ちます。 この天体時計により、いつ種をまき、植え付け、収穫するタイミングを培ってきています。


そして過去さまざまな民族は、 土や木、草の色を私たちより多く識別し、 想像もつかないような厳しい環境でも 経験値と必要性によって、知覚が鋭く研ぎ澄まされ、 その中で潮の満ち干や、天候、産卵などの動物の行動、 さまざまな自然現象が月の動きと連動していることを発見しています。


「医学の祖」と称されているギリシャのヒポクラテスも、 月が身体に及ぼす影響を認めていたそうです。




バランスのとれた生活

自然界のものにはリズムがあります。 振動や波動と呼ばれることもありますが、そこは人によって呼び方は様々です。


バランスのとれた生活とは、自然や季節、そして自分の身体のリズムを知ることから始まります。


誤った食事や、ストレス、運動不足などからちょっとした不調のサインが発せられていても、見逃していることがほとんどです。


昔の医師は月の位置と健康との関係に従っていたそうです。


特定の星座の位置に月が位置する時、手術などの大きな施術を除いた普段の手当てはより効果があると言われており、もちろん、反対も然りです。


これは、医学的な手当てを行い、特に効果のある時期を記録した結果、明らかになったことです。


その日の月の星座位置は、最近ではカレンダーやアプリなどもありますので、探してみてください。



食事のリズム

全く同じ食事をしているのにその日は塩辛く感じたり、胃がもたれるような経験はありませんか?


人間は数日間かけて体内に必要なエネルギーを吸収していきます。


月の満ち欠けも栄養の吸収と消化に対して影響をもたらしているので、摂取する時期によって左右されると言われています。 先程の治療のように、人間の消化器官は毎日同じ状態ではないということです。


私たちの祖先は、月がどの位置にあるかによって用意する食事を選んでいたそうです。 牡羊座、獅子座、射手座にある時は「感覚器官」に影響を及ぼします。 牡牛座、乙女座、山羊座は「血液循環」に良い日です。 双子座、天秤座、水瓶座は「腺、脂肪」に影響します。 蟹座、蠍座、魚座は「神経」に影響します。


「影響する」というのは、食べ物とその食べ物を活用する身体の能力に対する月の影響です。 自分の好きな食事が、美味しく感じたり、そうでもない日をチェックしてみてください。 同じ栄養素や同じ星座が位置していたりします。


太る、痩せる、食事の摂取の仕方だけでなく、月も関係しているということも頭の片隅に置いておいてみてください。


急に食事を細かくチェックするのが苦手な方は、ちょっと外に出てみて、外の空気を肌で感じてみませんか?


普段、気圧や気温、湿度の数値が一緒なのに、何か肌感で違うように感じたことはありませんか?


牡羊座、獅子座、射手座は「暖かさ」 牡牛座、乙女座、山羊座は「寒さ」 双子座、天秤座、水瓶座は「光・風」を感じやすいと言われています。


新月と満月の日、月が双子座と射手座にいる時は天気が変わりやすいと言われているので、お出かけの際は羽織る上着や、雨具などを持って行ってみてはいかがでしょうか。


ちょっとした身体の感覚の変化に気づけるように、少し余裕を持って行動してみませんか?きっと、自分に対しての気づきが得れると思います。


不調を感じる前に自分の身体の反応に耳を傾けてみましょう。


 

SHIGYO KAORI

KAORI YOGA主宰

2021年よりスタジオオープンし、オンラインレッスン、YouTubeの動画配信など、場所や年齢関係なくどこでも気軽にヨガができるように活動中。



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