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早起きのススメ~朝型生活に変えると理想の身体、理想の人生が手に入る?~

皆さんは毎朝何時に起きていますか?

仕事の日は必要性に迫られ早起きでも、お休みの日は遅くまで寝ているという方も多いのでは…。

私も若い頃は、休日の朝寝坊を楽しみにしていたこと思い出します。

最近は休みの日でもなぜか早朝に目が覚めてしまいます。

年齢のせいでしょうか(笑)


アーユルヴェーダとは?


インドで古くから伝わる伝統予防医学であるアーユルヴェーダ。

生命の科学、幸福になるための学問といわれ、日本でも最近は耳にすることが増えてきました。インドでは公的保険が適用され、医学としてとらえられているアーユルヴェーダ。日本でもアーユルヴェーダの叡智を学ぶことで、少しでも不調を解消して頂けたらと、現在、病院の施設でもアーユルヴェーダの講座やトリートメントを提供する活動をさせて頂いております。





コロナが蔓延する直前ぎりぎりに行けたインドの様子


2020年2月の始め頃、本場のセラピストを肌で感じたいと思い、南インドのケララ州カンヌールにあるアーユルヴェーダ病院へ行きました。その病院の屋上にはヨガをするためのスペースが早朝にオープンしていて、一緒にいったインストラクターさんたちと朝一にヨガをして心身を伸ばしたことを思い出します。ヨガのあとに屋上で見た海から登る日の出は、とってもきれいで感動しました。その朝焼けが、私が主催するサロン名の由来になった程です。


アーユルヴェーダでは、この世のすべてのものは5つの物質からできていると考えられています。そのエネルギーバランスによりそのものの性質や性格が違ってくると。

地球を取り巻くエネルギー、その国によってもエネルギーのバランスの質が違うそうです。インドと日本では明らかにエネルギーの質が違うこと現地に行き、ひしひしと感じました。それによって、旅中に色々な笑い話が起きましたが、その話しはまたの機会に。



なぜアーユルヴェーダでは早起きを進めているのか…


地球を取り巻くエネルギーですが、時間帯によってもエネルギーバランスの質が変わるとアーユルヴェーダでは伝えられています。


2時~6時   Vataヴァ―タ (風・空) 乾燥して冷たい性質、運動のエネルギー
6時~10時  Kaphaカファ (地・水) 重たくしっとりとした性質、結合のエネルギー
10時~14時 Pittaピッタ (火) 鋭く熱をもった性質、変換のエネルギー

朝の6時以降に起きるとKaphaの重たい性質によりその日一日、体が重く感じてしまう。6時前のVata動のエネルギーが高まっている時間に起きることで、その日一日、体が軽く快適な一日を過ごすことができると言われています。特に日の出の2時間前はブラフマームフタと呼ばれ、一番神聖な空気に満ちるとき、アーユルヴェーダの古典書ではこの時間に起きることを推奨しています。ただ夏は、日の出2時間前はまだ夜中の2時…。

これを実践するのはちょっと難しいですよね…。6時より1分でも2分でも早く起きる。これを実践してみると、今感じている体のダルさや心身の不調が解消されるかもしれません。



大富豪や美意識の高い有名人はもうすでに早起きを実践していた


世界的に名が知られている著名人、ソフトバンク孫正義会長や、アマゾン創業経営者のベゾスジョブズなども早起きを実践し朝のルーティンを大切にしているようです。その他にも、美貌の持ち主であるスーパーモデル、ナオミ・キャンベルや、女優グウィネス・パルトロウも早起きをして朝ヨガするのを日課にしているのだとか。最近では朝のルーティンをYouTubeであげている有名人も多いようですね。


朝の過ごし方でその日一日の心身の調子が変わる。それが次の日また次の日と積み重なっていく。3日から一週間つづけることでそれは習慣化されるそうです。まずは3日早起きを実践してみてはいかがでしょうか?

早起きを習得にするだけで、理想の人生、理想の身体が手に入るなら頑張ってみる価値あるのでは…。

早起きが習慣になり、みなさんが今感じている身体の不調が少しでも改善し、自分らしく生きる方が一人でも増えてくれれば嬉しく思います。



アーユルヴェーダの古典書の中に朝の摂生法の教えが書かれています。

朝どのように過ごすことで不調なく快適な毎日を過ごせるのか。次回機会があればまたお伝えしていきますね。


 

鈴木まり

幼少期から続いた喘息、アレルギー体質を克服しようと15年程前からヨガを始める。体質改善を助けてくれた植物療法、ヨガ、アーユルヴェーダ、ピラティスで一人でも多く、健康で輝き、本来の自分らしく生きる人が増えてほしいとBody care salon USASにて千葉を中心に普及に努めている。


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