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「なんかうまくいかない」を取り除く浄化方法



目に見えないエネルギーの掃除ってしたことありますか? いわゆる「浄化」ってやつです。 多分、みなさんやったことあると思うんです。


みなさん、家の掃除はしますか? ゴミを片付けたり、掃除機かけたり、食器を洗う、洗濯する、髪を洗う、歯を磨く…もし、絶対しないという方がいらっしゃったらこのままこのコラムを閉じていただいて構いません。


浄化というのはお掃除のひとつです。 普通の「掃除」と違うのが「目に見えないもの」を掃除する、ということです。


よく「気」や「波動」などと言われるものは目に見えないですよね? もちろん「愛」なども目に見えませんが、存在していることは感じますよね。


いわゆる人が発するエネルギーです。 もちろん愛など良いものも有れば、憎しみや恨みつらみ、怨念…など良くないものもあります。


目に見えないからといって「ない」ものではないんですよね。


人間にもキャパがあり、古い感情などが溜まっているかぎり新しいものが入るスペースはつくれません。


いらないものを明確にして手放すことをしていきましょう。 先程、掃除の話をしましたがゴミは手放すとは言いません。ゴミは処分です。


「手放す」ということはスペースをつくることを指します。 心のスペースを空けて余裕ある生活を目指しましょう。



本来の自分はどういう状態

自分の家や職場でも良いですが、引き出しを開けてみてください。 引き出しがなければ、戸棚やクローゼットなどでも良いです。


どんな状態でしょうか? 整然としていますか? それともいろんなものがごちゃ混ぜ状態?


扉を閉めると隠せてしまう、こういった場所は潜在意識が表れると言われています。潜在意識とは「自分の中の無意識のうちに蓄積された、自覚されていない意識」のことを指します。


この見えない部分を意識して、整理する習慣をつけることが見えないものを「浄化」する際に大切ポイントになります。


引き出しついでにもう一つ、常に閉まっている場所「冷蔵庫」の整理もしてみてください。


賞味期限過ぎてるものありませんか? 口を開けてから日が経ってるものなど、古いエネルギーを身体に入れるのはあまり好ましくないです。人間の身体は食べたもので形成されるというのは、言わずもがなわかると思いますが、食べたものがそのまま自分自身のエネルギーになるわけです。


アーユルヴェーダではレトルト食品やレンジでチン!のお弁当も推奨されません。これらは作られてから時間が経ってる「つくりたてではない」からですね。


現代は忙しい方も多いので難しいかもしれませんが、引き出しの中よりダイレクトに自分の身体に返ってくるので「出来立ての新鮮なものを食べる」ことを心がけてみてください。


まずは器(肉体)を整えるところからスタートです。



自分の喜怒哀楽を見たのはいつ?

最近 いつ笑いましたか? いつ泣きましたか? いつ怒りましたか? いつ喜びましたか?


感情を表に出すことは大事なことです。 年々自分も含め、感情を表に出す人が減っているように感じます。 マスク生活の特殊な環境のせいもありますけどね。


心の浄化として「泣く」というのは必要なことです。ネガティブな感情が溜まった時それを流そうとするのが涙です。


風邪をひくと熱が出ますよね?咳や鼻水も出るかもしれません。これは肉体がウイルスを身体の外へと出そうとしている反応です。炎症などもその類ですね。


心は水(涙)で浄化を行い、肉体は火(熱)で浄化を行います。


何も知らなくても人間、自然とお掃除をしようと働いてくれています。それを無理に止めようとしないで、悲しい時はちゃんと泣きましょう。咳やくしゃみなど止めようとせず浄化だと思って出してください。身体に不調があるときは何かが渋滞しているときです、五感が鈍ってませんか?感情を動かして詰まりを取り除きましょう。



最後に目に見えるお掃除も

器を整え、中身がスムーズに循環し始めたら目に見える場所も整えましょう。


洗面台やお風呂場に髪の毛落ちてませんか?急に小姑みたいな掃除チェック始まった!みたいな展開ですが、抜けた髪の毛は邪気を吸い切って身体から離れていった浄化後…みたいなものです。


浄化されたからOK!ではなく、落ちているそれも不要なエネルギー、1本も残らず綺麗に掃除しましょう。 特にお風呂場などは自分に不要なアカなどを落とす場所なので、清潔に保つことを心がけることをお勧めします。


「水に流す」という言葉は過去のいざこざや悪い感情を一掃することを意味します。まさに言葉の通り、水を使って汚れを落とし流してください。


ヨガではシャウチャ(Saucha)と言い、サンスクリット語で浄化、清浄、清潔という意味を持つ言葉があります。


自分の掃除、身の回りの掃除、何気なくやっているお掃除も実はいろいろ身体浄化とつながったりします。


今回は何か新しいことをはじめなくても、実は自然とやっていた内容かもしれませんが、もし何かうまくいかない、状況が変わらないときは、何かがつっかえている可能性があるので自分のお掃除「浄化」を意識してみてください。


新鮮なもので肉体がつくられてますか?何か感情を我慢していませんか?


思いっきり笑って、思いっきり泣きましょう。 笑えない、泣けなかったら器のチェック。


チリやホコリは目に見えるから「掃除しなきゃ」となりますが、目に見えなくても身体の反応として出ているサインをスルーしないようにしていきましょう。


浄化って思ってるほど難しくないですよ。


 

SHIGYO KAORI

KAORI YOGA主宰

2021年よりスタジオオープンし、オンラインレッスン、YouTubeの動画配信など、場所や年齢関係なくどこでも気軽にヨガができるように活動中。

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