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心と向き合うための瞑想でコミュニケーションが円滑になる

「コミュニケーション」それは幼い頃から何のコミュニティに属しても必須なことです。

―能力が高い、低い、上手、下手などとその言葉は人と評価されたりもします。

必須なことなのはわかっていてもうまくいかない、人に物事を伝えることがどうしても苦悩になっている場合、ご自身の心と向き合うための【有の瞑想】を実践するとコミュニケーションが円滑になり人間関係でのハッピーが生まれ易くなるかもしれません。

どんな瞑想なのか段階を追ってみていきましょう♪



1. 伝えたいことを伝えるためには自分のことを知ることから


ヨガの哲学書『ヨーガスートラ』では“全ての苦悩の原因は、自分の真実を知らないという無知にあり、無知から生まれる混乱が苦悩を確かにしています”という節があります。


例えば、友人にいきなり明日の予定を聞かれた時にどのように返そうかを悩んだとしましょう。何故そこで悩んでいるのかが明瞭になっていなければやんわりとストレスを感じ、もごもごと口籠もりをしたり、わざと予定を確認する仕草をしたりするかもしれません。その仕草をすること自体が自身にとって有益な時間ではないですよね。


なぜストレスを感じたのかその時の自分の感情を紐解いてみましょう。


 ・誘われている予定が分からなくて困惑している。

 ・直前に予定を入れることに不安感がある。

 ・断ると嫌われるのではないかと心配である。


このようなものが挙げられるでしょうか、他にもあるかもしれませんね。

このように自分の感情を書き出すことによってまずは自分のことを知るのです。



2. 自分の感情のケアをする


自分の感情を書き出す時に「こんなことは思ってはいけない」ということは考えないようにします。書き出した感情を一旦全て受け入れます。自己受容と言いますが、自分の感情に共感してみてください。「嬉しいね。悲しいね」。それは自分自身が生んだ思考でつくりあげたものです。

それが腑に落ちると、自分の感情に責任を持つことができるようになります。

「こんなことを相手に伝えたらこう思われるかな?」という思考は自分の頭の中で自らが生んだ想像なのです。



3. 自分が必要としていることを知る


ストレスを感じるようなマイナスの感情が生まれた時は自分の必要なこと=ニーズが満たされていないことが多いのです。

例えば先ほどの例に戻ると


 ・誘われている予定が分からなくて困惑している。

  →誘いと同時に用事を明確に教えて欲しい


 ・直前に予定を入れることに不安感がある。

  →予定は1週間前までに誘って欲しい


 ・断ると嫌われるのではないかと心配である。

  →予定があってもまた誘ってほしい


このように自分のニーズを明瞭化していきます。



4. 自分を知ればあとは伝えるだけ


友人にいきなり明日の予定を聞かれた時には

「予定を聞く時に用件を教えて貰えると助かる」

「直前のスケジュール調整はドキドキするから早めに誘って貰えると嬉しい」

「その日が忙しくともまた誘って欲しい」

素直に自分のニーズを伝えるだけで、口ごもりや言い訳を考える時間は無くなります。




出典:

N V C人と人の関係に命を吹き込む法 マーシャル・ローゼンバーグ著

やさしく学ぶY O G A哲学ヨーガスートラ 向井田みお著

O M Y O G A 有の瞑想講座テキスト


 

植田マミ

奈良県出身、東京都在住、金融機関での会社員経験を経て現在【ゆるゆるの心身に誘うヨガ講師】として活動をしている。親しみやすい人柄と誰にでもわかりやすい言葉のヨガ指導に定評がある。また、ゆったりとした性質や落ち着いた声を活かし、眠りの瞑想 ヨガニドラーセラピストとしてストレスフルな社会に生きる人へ癒しに気づく時間を伝えている。





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