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サスティナブル入門「モーニングルーティン」

朝の過ごし方がサスティナブルに繋がったら素敵だと思いませんか?


美しい自然を守り、きれいでクリーンな地球を持続する。私たちの朝の過ごし方が、クリーンな地球の未来に繋がったら素敵だと思いませんか?


3000年以上前から変わらずに伝えられている伝統医学アーユルヴェーダ。サンスクリット語でAyu(生命の)Veda(科学)と訳され、わたしたちが幸福で健康に過ごすためには、朝の過ごし方(ディナチャリア)が大切と教えてくれています。


モーニングルーティンに取りいれてほしい3つのこと

 ・部屋と体の換気をする

 ・舌の掃除

 ・白湯を飲む



部屋と体の換気をする


わたしたちは寝ている間にも呼吸でたくさんの二酸化炭素を排出しています。わたしたちが排出した二酸化炭素で、部屋の中は目に見えないですが思った以上に空気が淀んでいます。まず朝起きたら、窓を開け部屋の中に新鮮な空気を入れ換気することをお勧めします。


部屋の換気だけでなく、体の換気をしてあげるのも大切です。太陽の日差しを浴びて深呼吸。外の新鮮な空気やエネルギーを取り入れ、体内時計をリセットしてあげましょう。





舌の掃除


体内に溜め込んでいた老廃物(アーマ)が寝ている間に舌にでてくるとアーユルヴェーダでは考えられています。朝起きたらまず、鏡で舌をチェックしてみてください。舌は体の鏡と考えられ、体調が舌に表れてきます。


舌の縁がギザギザ食いしばったように跡が残っている場合はVata(ヴァ―タ)の要素が、白い舌苔がべったりくっついて水分を含みボッテっとしている状態はKapha(カファ)の要素が、赤く色味を帯びている状態はPitta(ピッタ)の要素が乱れていると考えられています。


舌に老廃物を溜めたまま食事を頂くのは不衛生。舌磨きの習慣をつけることをお勧めします。舌磨き専用のタンスクレーバーや、なければお持ちのスプーンを使って舌をやさしく舌先に向かって2、3回なでるように掃除してあげてください。くれぐれも強く擦りすぎないように気を付けます。舌の掃除をし、口腔内を清潔に保つことで、口臭予防、免疫力アップにも繋がっていきます。朝起きたら舌の掃除をする。習慣にしてみてはいかがですか。






白湯を飲む


白湯は最強の毒だしドリンク。ペットボトルに入っている水を頂くよりも体内の老廃物を排出してくれますし、何よりプラスチックごみの削減、クリーンな地球を持続するサスティナビリティに繋がります。


タンスクレーバーで舌の掃除をし、口腔内をきれいにしたら、コップ一杯の白湯をすするようにゆっくりと頂く時間を作りましょう。朝はバタバタと忙しいという方も、白湯を飲む時間だけは作ってあげてほしいです。


白湯にはアーユルヴェーダで考えられている自然界の5つの要素「地、水、火、風、空」がすべて含まれています。白湯を頂くことで5つのエネルギー要素をバランスよく頂き、体内にある5つの要素のバランスも整うと考えられています。


体内に溜まった老廃物(アーマ)をきれいに洗い流してくれる最強の毒だしドリンク白湯の作り方は、

① 土鍋か鉄鍋で水を強火にかける。

② 沸騰したら、ふたを開け、中火で10分。

③ 火を止め、コップに移し、80度くらいに冷めたらすするように頂く。


その日の体調によって白湯が苦味を感じたり、甘く美味しく感じたり、体調を知るバロメーターになってくれます。


日々のちょっとした習慣でクリーンな地球の維持につながる。そしてコロナ禍で医療がひっ迫している今日、自分の体調管理をしっかりすることで医療従事者の助けにもなります。

アーユルヴェーダがお勧めするモーニングルーティンを取り入れることで、おひとりでも多くの方が幸福で健康に過ごす助けになれば嬉しいです。



 

鈴木まり

幼少期から続いた喘息、アレルギー体質を克服しようと15年程前からヨガを始める。体質改善を助けてくれた植物療法、ヨガ、アーユルヴェーダ、ピラティスで一人でも多く、健康で輝き、本来の自分らしく生きる人が増えてほしいとBody care salon USASにて千葉を中心に普及に努めている。

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